心が軽くなる考え方!「課題の分離」を知ろう

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はじめに

こんにちは!みきです。

今回は、少し難しそうに聞こえる「課題の分離」についてお話ししたいと思います。「え、難しそう…」と思った方もご安心ください。これを知るだけで、きっと心がフッと軽くなりますよ!

早速、いってみましょう!

課題の分離ってなあに?

課題の分離とは、シンプルに言うと「自分で変えられること」「自分では変えられないこと」をしっかり区別して考えることです。

まだピンとこないかもしれませんね。大丈夫、もう少し詳しく説明しますね!

自分で変えられること

ここで言う「自分で変えられること」とは、ズバリ「自分の考え方」「仕事のやり方」「行動」です。

これらは誰の許可も必要なく、すぐにでもあなたが変えられることですよね。例えば、「どうすればもっと効率よく仕事ができるかな?」と考えたり、「今日はこんな方法で試してみよう」と行動したり。これらが「自分で変えられること」です。

自分では変えられないこと

では、「自分では変えられないこと」は何でしょう?それは「相手の考え方」や「相手の行動」です。

これは有名なことわざで考えると分かりやすいかもしれません。「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉がありますよね。

  • 「馬を水辺に連れていくこと」は、あなたの行動、つまり「自分の課題」です。
  • 「馬が水を飲むかどうか」は、馬自身の選択、つまり「馬の課題」です。

このように、自分ではコントロールできないことに一生懸命悩んでしまうと、心がどんどん辛くなってしまいます。それなら、自分でコントロールできることに時間やエネルギーを使った方が、ずっと楽に生きられるはずです。

介護現場でよくある例

介護の現場では、この「課題の分離」が特に役立つ場面がたくさんあります。いくつか例を見てみましょう。

上司の評価で悩むとき

「私は利用者さんとしっかり関わっているのに、上司からは『私が見ているときは利用者さんと関わっていない』と評価されてしまった…」

こんな時、どう考えたら良いでしょう?

  • 「利用者さんとの関わり方を見直す」ことは、あなたの行動なので「自分の課題」です。
  • 「上司があなたをどう評価するか」は、上司の考え方なので「相手の課題」になります。

上司の評価を変えることはできませんが、あなた自身の関わり方を変えることで、間接的に状況が改善する可能性はありますよね。

ご家族との意見の食い違い

「利用者さんのことを考えると車椅子を使った方が良いのに、ご家族は『足の筋力が落ちるのが嫌だ』と拒否されてしまう…」

これもよくあるケースです。

  • 「車椅子など、より良い方法を提案する」ことは、あなたの行動なので「自分の課題」です。車椅子以外の選択肢を検討したり、提案方法を変えたりすることも「自分の課題」です。
  • 「ご家族が車椅子を使うかどうか判断する」のは、ご家族の判断なので「相手の課題」になります。

どんなに良い提案をしても、最終的にどうするかを決めるのは相手です。相手の判断を無理やり変えようとするのではなく、自分が何ができるかに焦点を当ててみましょう。

初めは「あれ?これはどっちの課題だろう?」と分けることに苦戦するかもしれません。でも、少しずつ意識して練習することで、きっと慣れていきますよ。


まとめ

今回は「課題の分離」についてお話ししました。

私たちの人生はあっという間です。変えられないことや、変えるのにものすごく時間がかかることに全力を注ぐよりも、自分の行動や考え方を変えることにエネルギーを使いましょう。

そうすることで、ストレスを感じにくくなり、もっとイキイキと仕事に取り組めるようになるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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