「他人の期待を満たすために生きてはいけない」本当の人生を歩み出すまでのお話

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はじめに

皆さんこんにちは!みきです!

今回は、母親が経営していたデイサービスを継ぐことから逃げた話をしようと思います。

興味がないかもしれませんが、自己紹介として聞いていただけると幸いです。

中には、同じ二代目として苦労された人がいるかもしれません。

もしよかったら、同じ二代目としてお話しできたら嬉しいです。

ブログ一番下にメッセージを送れるようにしてありますので、メッセージ待っています。

二代目のプレシャー

私の母親は、10年以上前からデイサービスを経営していました。

このデイサービスのおかげで、私たち兄弟3人はお金に苦労することなく、成長することができました。

今でも感謝はしています。

しかし、私にはやりたい仕事がことがありました。

それは「カメラマン」でした。

やりたい仕事がある中で、家族からは「おなえが継がなあかん」「ここまで育ててくれた会社を潰すのか」「カメラの仕事なんで食っていけるか」など全否定。

また、こんな状態で仕事をするので、全くやる気がでず、周りの職員からも煙たがれていました。

それから4年も親の言いなりになっていると、地域の人からも期待を持たれ始めます。

「後継がいるから安心やな」「立派な息子さんやな」など、自分の思いとは反対に期待が膨らんでいきました。

本当に辛かった。

自分のやりたいことを否定されて、挙げ句の果てには「子供の生きる人生は親が決める」と・・・

自分の人生は、自分で決めたい。

そんな絶望の中一冊の本に出逢います。

その本のおかげで「家を出る」という大きな決断をすることができました。

一冊の本との出会い

その本は「嫌われる勇気」です。

前回のブログでも紹介しましたので、参考までに見て頂けると幸いです!

この本にはこのように書かれていました。

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない

ダイヤモンド社 「嫌われる勇気」133ページ 承認要求について

この本に登場する少年は、親から認められたいために、自分の人生を犠牲にしていました。

しかし、思うような結果はえらえず、それら全てを親のせいにしていました。

私と同じです。

それに対して、哲学者はこのように言います。

われわれは、「他者の期待を満たすために生きているのではない」それは、他者の人生を生きることです。

ダイヤモンド社 「嫌われる勇気」135ページ 承認要求について

当時の私には、強く心に響きました。

私は、他者の期待を満たすために生きていたのか

そして、その道を選んだのは自分自身だったんだ

頭が痛くなるほどの衝撃でした。

ここから私は大きく歩み始めました。

それが、「家を出る」という大きな決断です。

家を出ると決めた時の状況

それは、思っていたより深刻でした。

家族経営だったため、辞めると言っても次の候補者が決まるまでは務めなくてはならないし

その期間、職員や家の親戚からは罵声を浴びされて、精神的に痩せていきました。

当時の体重は72キロでしたが、3ヶ月で62キロと10キロも痩せました笑

今では笑い話ですが、当時は笑うこともできませんでした。

仕事が始まると、吐き気はあったし、めまいもありました。

親は、私の心を折らせるために容赦はありません。

ご利用者さんに辞めることを伝えて、違う人から説得をしたり、給料まで減らされていました。

挙げ句の果てまでは、親の財産を受け取らないというサインまで強要されました。

そもそも貰わないと決めていたので、よかったのですがね笑

それでも、諦めず来れたのは「嫌われる勇気」を読んだからだと思います。

最後に言われた親の一言

「この会社が抱えている借金を返済するまでは、ここで働いて」

流石に、ドン引きしました。

この借金が返済されるのは12年ほど・・・

私の人生の12年間を何度と思っているんだっと怒りが湧いてきました。

どこまでいっても自分の手足しか思っていないだと思いました。

最後に

こうして私は家を出ました。

本当に大きな決断をしました。娘も生後4ヶ月でしたし笑

でも、後悔はしていません。

あの時家を出たから出会えた人、気づいたことたくさんあります。

嫌われる勇気を持って行動することが、こんなにも自分の人生を豊かにしてくれるとは思ってもいませんでした。

もし、皆さんも興味がありましたら手に取って読んでみてください。


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